社内で通る!ウェブサイトリニューアル企画書の構成と作成のコツ

公開日2021.11.07更新日2021.12.24
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  • #企画立案

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新規にウェブサイトを立ち上げたい、既存サイトリニューアルサイトの一部改修をしたいなど、何か企画をスタートさせるために必要なウェブサイトの企画書。 企画書作成の構成案のポイントとなる顧客視点の考え方、ペルソナの作り方、自社/他社分析ウェブサイト設計などのコツを交えながらご紹介します。

目次

    企画書を作成する前に押さえておきたいこと

    「企画書を用意する=作成する」だけではありません。伝わる企画書にするためには何が必要か、企画を通すために説得力を持たせるにはどうしたらいいのかなど、まずは企画書作成をする前に押さえておきたいポイントについて考えます。

    なぜ「今」その企画書が求められているのか?目的や背景をはっきりさせる

    ウェブサイトリニューアルのため、新規サイトの立ち上げのためなど、プロジェクトをスタートさせるために必要な社内の承認を得るための企画書。自分の言いたいことだけを盛り込んでいては、相手に伝わるものにはなりません。 プレゼンを通して社内の理解を得るためには、「なぜ今、このタイミングでこの企画をスタートさせるのか」という背景をきちんと把握し、この企画を通して得られる成果がどのようなものか、客観的に判断できる内容で構成するように心がけましょう。

    上位文書(経営計画書、事業計画書、営業計画書)を確認する

    この企画を通して、どのような成果を目指しているのでしょうか。上位文書では何が掲げられているのか理解し、その実現のためのひとつとしてこの企画があるという位置づけで作成に取り掛かりましょう。

    サンプル付き!ウェブサイト企画書の9つの目次と構成案

    では、実際にウェブサイトの企画書作成をするときに参考にしていただける「これだけは必ず入れておきたい」目次構成案をご紹介します。
    ウェブサイトの企画書構成ポイントをおさえ、社内で展開するためのコツをつかんでください。

    9つの目次はこれ!

    1. 目的
    2. 課題と狙う効果
    3. ターゲット
    4. コンセプト
    5. 企画の強み
    6. コンテンツ
    7. システム、インフラ
    8. スケジュール
    9. 予算

    では、ひとつずつ順番に見ていきましょう。

    企画の目的をはっきり示す

    プロジェクトを立ち上げる背景と目的を明確にする

    ウェブサイトリニューアルの企画書を例にしましょう。
    まずは企画目的を明確にします。
    この企画で達成したいことを整理し、ウェブサイトではどのような成果が見込まれるか、どのような事業成果が得られるか、経営ビジョンとのつながりはどこにあるのかなど、サイトリニューアルの方向性を見せる部分です。

    気をつけたいのは、企業としてアピールしたい商品やサービスをおしつけるのではなく、顧客視点で考えたときにどのようなニーズにこたえられるかということです。

    「目的」を整理したサンプル・例

    課題と狙う効果を整理する

    現状の課題分析とその解決から狙う効果を考える

    どのような課題を解決し、企画の目的達成をするのでしょうか。どのような効果が見込まれますか?ここでも顧客視点たいせつにしながら、なぜ、この企画を進めるかという理由を明確にしましょう。

    「課題と狙う効果」を整理したサンプル・例

    ターゲット像を明確に

    ターゲットを絞りやすいワークフレームを使うと効果的

    今回の企画はどのような層をターゲットにするのでしょうか。BtoBであれば、どのような規模の企業か(年商、従業数、抱えている課題や悩みなど)ということとあわせて、メインターゲットとして考える人物像を、ペルソナや共感マップなどのワークフレームをつかいながら確立するといいでしょう。

    「ターゲット」を考えるためのサンプル・例

    ウェブサイトのコンセプトを決める

    コンセプトの方向性は、誰が見てもわかりやすく端的に

    サイトリニューアルでの方向性をイメージが伝わりやすい形でまとめます。サイトがもたらす役割をかんがえながら、顧客視点でとらえたときに何を求めて訪問してもらいたいか、どのような使用シーンを想定するか、顧客にどのようなメリットを提供できるかなどを盛り込みます。ウェブサイトのキャッチフレーズもきめておくと、方向性を整理しやすくなります。

    「コンセプト」のサンプル・例

    この企画の強みはどこか?

    自社分析や他社分析で、「この企画ならでは」の強みを見出す

    リニューアルをおこなうことで、サイトにどのような強みを持たせることができるでしょうか。自社ビジネスの強みを再確認するための自社分析、そこに他社分析を加え、顧客に提供できる差別化ポイントを見つけ出します。

    「企画の強み」 を見出すためのサンプル・例

    コンテンツの具体的な内容は?

    サイトリニューアル後の全体像をイメージしやすくする

    具体的なコンテンツ構成を作成します。リニューアル公開時で掲載するもの、運営していくなかで足していくものなど、公開のスケジュールが異なるものもあるかもしれませんが、まずはリニューアル後のサイトの全体像を把握できるように想定されるものを盛り込みます。

    具体的なコンテンツの内容やデザインの方向性を見せる画面設計書やデザインコンセプトなどは、別紙で用意しておくと説明がしやすくなります。

    「コンテンツ」を整理したサンプル・例

    企画実現のために必要なシステムやインフラは?

    システムやインフラのつながりをわかりやすく伝える

    運用に必要なシステムやインフラの方針も提示します。例えば、オンラインでのイベント受付管理と決済をおこないたい場合、それらをどのように連携させるのか、他の機能に影響があるのかなどを整理しておくことで、公開後の運営イメージが伝わりやすくなります。

    「システムやインフラの方針」を整理したサンプル・例

    サイト構築スケジュール

    誰が何をいつまでにやるのかが一目でわかるように

    サイトリニューアルまでの作業内容と担当を割り振り、スケジュールを作成します。どの部分を誰に(どの部署に)依頼するのか、会議はどのような形で設定するのか、リニューアルまでの各タスクのスケジュールの組み方は妥当かなど、気を配るポイントはいくつもあります。今回のサイトリニューアルの範囲(スコープ)の明示も重要です。今回着手するところとしないところがあいまいなままスタートしてしまうと、作業途中で混乱が生じます。

    また、その後の運営計画の想定や、作業をおこなうなかで委託する部分があるのであれば、その範囲もあわせてまとめておきます。
    マイルストーンを作成すると、それらの全体像が把握しやすくなります。

    「サイト構築スケジュール」のサンプル・例

    予算

    初期構築費用だけでなく運用費用の計画も立てる

    どんなに素晴らしい企画でも、予算がなければ実行することができません。予算には、ウェブサイトのリニューアル費用(初期構築費用)はもちろんですが、その後の運営に必要な費用(運用費用)も忘れずに組み込みましょう。

    そしてここまでの内容を実行するために必要な予算を収益化計画と合わせて提示します。また、その予算獲得のために、いつから計画をはじめ、申請すればいいのかももちろん把握しておきます。

    「予算」を整理したサンプル・例

    ウェブサイトリニューアルの企画書構成のまとめ

    ここまでの内容で企画書を構成すると、次のような目次ができあがります。

    1.目的なぜ、サイトリニューアルをおこなうか
    2.課題と狙う効果どのような課題を解決でき、どのような効果が見込まれるのか
    3.ターゲットどのような企業、具体的人物にアピールするためのものか
    4.コンセプト企画のコンセプトはどんなものか
    5.企画の強み自社分析/他社分析から考える強みは何か
    6.コンテンツリニューアル後のサイトの全体像はどんなものになるのか
    7.システム、インフラ運用に必要なシステムやインフラは何か
    8.スケジュールサイトリニューアルそのもの、そして公開後の運用スケジュールはどんなものか
    9.予算企画に必要な予算と、収益化計画はどのようなものか

    企画書作成中に「この構成でいいのだろうかなどの不安感」がありませんか?

    編集長
    谷川 雄亮

    この記事の監修者

    2011年より戦略的ウェブサイト構築集団あやとりに合流。事業の成果につなげることにこだわり、企業のウェブ戦略立案やウェブ解析に基づくサイト運用改善を多数支援する。2015年、学習定着の専門企業Be&Do社との共同開発によって「ウェブマネジメント講座」をスタート。ウェブ解析の教育研修もおこなっている。

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