プロジェクトの成功につながるチームビルディングとは?【あやとり式チームビルディング①定義編】

 2023.02.03
合同会社あやとり
企画制作部
澤山 あゆみ
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チームビルディング」を実施する組織が増加する一方で「結果が伴わない」という声をよく耳にします。
本コラムでは当社独自のメソッドである「あやとり式チームビルディング」について全7回にわけて紹介することで、皆さんの正しい活用をサポートしていきます。初回の第1回は、「あやとり式チームビルディング」の定義を取り上げます。

目次

    チームビルディングの定義

    一般的な定義

    文献によって言い方は異なりますが、どれも共通して「個人の強みや長所を最大限に活かす組織(チーム)にすること」をチームビルディングと定義づけています。

    「(初動段階でおこなう)レクリエーションやワークショップの取り組み」を指す言葉と誤認している方もいますが、それ自体を指す言葉ではありません。

    本コラムにおける定義

    本コラムでは「多様なメンバーで構成されるチームが、成果を上げるために必要な”チーム力”を醸成する一連のプロセス」と定義します。

    一般的な定義との違いはチームビルディングを「プロセス」と定義している点と、「メンバーの多様性」に重点を置いている点です。

    チームビルディングを「プロセス」と定義する理由

    チームビルディングは、意思を持ってチームを成長させる行動です。その行動は実行すること自体が目的ではなく、チーム力を醸成する目的でおこないます。したがって本コラムでは目的に焦点を当て、チーム醸成の「プロセス」をチームビルディングと定義しました。

    「メンバーの多様性」に重点を置く理由

    チームビルディングの発祥は、1930年頃にエルトン・メイヨーがおこなったミュール実験やホーソン実験が原点と言われています。

    メイヨーは実験結果から、仕事の質を向上させるためには人の労働意欲が重要であること、さらに労働意欲を向上させるためには「良好な人間関係の構築」が欠かせないと説いています。

    多様性の複雑化が進む社会のなか、良好な人間関係を築くためには、互いの違いを認め合うスキルが重要になります。

    そのため、本コラムでは「メンバーの多様性」に重点を置き、多様性を認識、理解、認める方法についても触れていきます。

    以上、「一般的なチームビルディング」と「あやとり式チームビルディング」の違いをご紹介しました。次回はチームビルディングが必要になった背景をご紹介いたします。

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    合同会社あやとり
    企画制作部
    澤山 あゆみ

    この記事の監修者

    2018年にあやとりへ中途入社し、ウェブディレクターとして働いています。 前職の広告代理店でお客様の販促・マーケティングの支援をしていた経験から、ウェブマーケティングにおける企画立案、アクセス解析の領域に強みを持つウェブディレクターです。(2018年にウェブ解析士マスター取得の実績あり) あやとりで担当している仕事は、お客様のウェブサイトの運営サポート(コンサルティング業)や、ウェブサイトをリニューアル時の企画とディレクション(進行係)です。 特にウェブサイトの運営サポートでは、少ない予算と不足しがちなマンパワーを効率的に使い、お客様のウェブマーケティングの成果を最大化する方法を提案します。

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